欲に
負ける夜

エロスと落語と晩餐を青梅市岩蔵で堪能する夜のイベントです。

人間の三大欲求とされる性欲、食欲、睡眠欲。その全てが堪能できる大人の時間。
落語や、岩蔵産野菜をふんだんに使用した料理、温泉、旅館での宿泊、座禅体験等、盛りだくさんの内容でお待ちしております。

岩蔵地域には岩蔵住居跡と呼ばれる縄文時代中期の史跡が残っています。
人々は古くからこの地に住を構え、自然と人間が共存していた場所がここにはあります。

そんなこの地には人を惹きつける本能的なものがあったに違いません。あなたも欲に負けに、この地を訪れてみてはいかがでしょうか。

文化から見る
エロス

文化、または民俗風習とエロス的要素は切り離すことができない。私たちはそう考えています。日本各地にはいわゆる「奇祭」と呼ばれる、五穀豊穣・子孫繁栄などを願う祭りがたくさん存在します。「エロス」という概念の中核は性的なものであり、日本ではそれを語ることは上品ではないとみなされる傾向があります。しかし、「エロス」は人間が生きていく上でも欠かせない要素でもあり人間の文化そのものです。古来より農村の人々は、過酷な農作業の合間にも“ちょっとエッチなお話”で笑いながら息抜きしていました。それが「猥談」でもあり落語の「艶笑譚」にもつながると考えられます。それ自体が文化として、それぞれの土地に根差した形で発展してきました。
Iwakura Experienceでは、文化的な側面からのエロスを、再考していきたいと考えています。

食と
エロス

生きるためには欠かせない「食」ですが、私たち人間は、生きていく為だけではなく、さまざまな文化や目的に応じた、食材の使用方法等を生み出してきました。エロスとの関係と言えば、精をつけるための食材もそうですし、やや直接的な表現としては女体盛りのようなものまで。また、小説や歌など、食べること自体をエロティックな題材として表現することがあるように、食とエロスは密接な関係があるように思います。
Iwakura Experienceでは、この土地の魅力「農業」を「エロス」という新たな視点から再考していきたいと考えています。

イベントの
概要

  • 午後4時

     

    落語

    落語では古来より「艶話」と呼ばれる、色事に関する話が語られてきました。クスッと笑えるものから、艶かしいものまで、文化としてのエロスを堪能してください。

  • 午後6時

     

    食事

    地元食材を、どうエロスにつなげるか!?この日のためにシェフに無理難題を押し付けてみました。乞うご期待。

  • 欲の赴く時

     

    温泉

    古くはヤマトタケルの伝説が残っており、霊泉とも呼ばれていたお湯(鉱泉)です。江戸時代には村の湯治場として栄えていました。そんな昔の様子を想像しながら湯に浸かるのも一興ですね。

  • 欲の尽きし頃

     

    宿泊

    宿泊という行為や、それにまつわる妄想もエロスの一部として楽しんでみてください。140年の歴史のある趣のある宿は、もちろんあなたの「睡眠欲」も満たしてくれます。